千代田区全町会長懇談会 リサ 2011/11/28(月) 0:54 |
「3・11」の地震を体験しての題で、(財)市民財政研究所細川氏の講演がありました。 まず、東京があんなにも混乱したのが信じられない、と。電車が止まったのと電話が通じにくくなっただけで、電気・ガス・水道は無事だった。細野氏自身は「被災者」で浦安の液状化で水を確保するのが大変だったとか。 そんな細野氏が写真を交えて、いろいろな警鐘を話してくださった。
外から見えるガラス張りの店舗は危険 |
倒れるときは道路側に倒れる。そのため救急車両が通れなくなる |
普段流れない川に水を流しトイレようの水を汲む |
65歳以上の自然災害は女性が男性の1,5倍。男性はその前に死んでいる。女性の高齢化だから仕方ない |
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懇談会続き リサ 2011/11/28(月) 1:15 |
阪神で閉じ込められた人の救助は、自助・共助がほとんど。公助=レスキューでの救助は宝くじに当たるようなもの。頑張っても1.7%だった。
輪島の門前町の寺での風景。「手水所」は必ず倒れるので、揺れを感じたら逃げること。細い柱と重い屋根。 同じく、ブロック塀からは逃げること。 10年もすると、ブロック内の鉄筋はさびてボロボロ。まず逃げろ、と。
新潟県中越地震では、市役所の救援物資集積所では職員がのんびりとしている。 はんして、えんま通り商店街は店からの商品をどんどん提供してあっという間し品物が無くなる。市役所にあるのだから取りに行けば、と言うと「それは役所の仕事」、取って返して市役所に行くと「必要な人は取りに来ることになっている」と、ちぐはぐ。 でも、どこの被災地に行っても同じことが起こっていた。 何日か経ってボランティアが入ると徐々に改善すると。
「災害時」に民間も役所もないと思うのが普通なんですが、縛りがあるんですかね。千代田は官民一体でありたいですね。
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講演会続き リサ 2011/11/28(月) 1:24 |
東日本大震災はもういろんな写真をみなれているので、と2枚だけ。 南三陸町の防災対策庁舎。津波に備えて新築されたはずの建物。 防災無線も先につかまって助かった人に他で会い、「これ私です」と言われたとき、何も言えなかった、と。同じ建物で、命を捨てて避難放送を続けていた女性職員がいたビルです。町長さんも屋上で助かりました。
同じく惨状を伝える写真。
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浦安改札口の階段。まだ使えません |
横から見たところ。改修は来年度の予算だそうです |
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講演会続き リサ 2011/11/28(月) 1:29 |
浦安駅のエレベーター。液状化で80㎝手前の地面が沈み込んだ。なんとか5月に使用できるようになった。 細野さんの近所。 家の傾きが分かりますか?傾いた家のなかにいると、平衡感覚がおかしくなってしまうそうです。
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その後の懇親会の写真 リサ 2011/11/28(月) 1:46 |
神田公園地区の町会長ご夫婦 しばらく写真をお楽しみください。
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写真2 リサ 2011/11/28(月) 1:48 |
写真3 リサ 2011/11/28(月) 1:51 |
写真4 リサ 2011/11/28(月) 1:53 |
写真5 リサ 2011/11/28(月) 1:55 |
写真6 リサ 2011/11/28(月) 1:57 |
講演会のまとめ リサ 2011/11/28(月) 3:09 |
わ★最近頻発していた地震の不思議 ・1994.01.17(火)05:46 阪神・淡路大震災 6,434名 ・2001.03.24(土)15:28 芸予地震 2名 ・2004.10.23(土)17:45 新潟県中越地震 68名 ・2005.03.20(日)10:53 福岡県西方沖地震 1名 ・2007.03.25(日)09:42 能登半島沖地震 1名 ・2007.07.16(月)10:13 新潟県中越沖地震 15名 ・2008.06.14(土)08:43 岩手・宮城内陸地震 17名 ・2009.08.11(火)05:07 駿河湾を震源とする地震 1名
・2011.03.11(金)14:46 東北地方太平洋沖地震 16,019名 行方不明 3,805名
今年の3.11以前は、日曜祭日、土曜日、早朝など「家族が一緒」の時刻に発生する地震が多かった。今回、家族が離れ離れの時刻に地震が発生し、どの時間帯においても、「発生」した時の対策が必要。
★私がこれまで言い続けてきたこと →自分の命は自分で守るしかない! →災害は自分に向ってくる! ”我がこと意識”を持たなくてはダメです →水・食料の準備より、我が家を安全に! 日本の自然災害で飢死した人はいません →高度情報社会でしょうじる情報の空白・・・ ”大切な人”と連絡がとれますか? →必要な「物」や「情報」は自分で取りに行く! →必要な防災グッズは自分で考えて ”必要な物”は1人1人違う。
★東日本大震災の展開で私が考えたこと① [首都圏で起きたこと] ・大きく揺れ、ほとんどの人か恐怖を感じた ・交通機関が止まった ・家族の安否確認ができずに不安に感じた人が多数 ・徒歩帰宅や。会社等に泊まった人も ・高層階の人は長周期の揺れで船酔い状態に ・エレベーターが停止した [その結果] →否応なしに”我がこと意識”を持った →”高度情報社会”の盲点?
★東日本大震災の電界で私が考えたこと② [全体的に似ると] ・”想定外”の津波災害と原子力災害が同時進行 →”想定内”の対応すらできていなかった →「計画」と阪神以降の経験に捉われ過ぎ? ・「物資は足りている」「ボランティアは態勢が整ってから」 →1ヶ月経っても状況が改善しなかった ・被災地への支援が遅れた →大災害時の救援は、普段から顔の見える関係を
★東日本大震災の展開で私が考えたこと③ ・発生確率70%と言われる「南関東地震」が切迫? →そのために、なすべきことは? [まとめ] →3.11に何を体験したのか、みんなで検証を 自分は?家族は?身内は?地域は?会社は? →町会長世代と息子(娘)世代、孫世代は違う! 若い世代が危機意識を持った 今が、地域で動くチャンスです!
以上が、本日の講演でした。 東日本大震災は、まだまだ報道が続いています。 阪神の時は、すぐに「サリン事件」に注目が集まり、報道された期間は短いです。特に、関東では。忘れないために「神戸ルミナリエ」が毎年続いてます。私も、「レクイエム」を歌っています。
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全町会長懇談会 神田公園出張所長 2011/11/28(月) 9:59 |
全町会長懇談会の第1部の研修会(講演会)については、“リサ様”が上手くまとめていただいたので省略します。 第2部の懇談会では、町会長の日頃のご労苦に感謝しているとの区長の挨拶のあと、区議会議長の来賓の挨拶、鎌倉連合町会長協議会会長の乾杯と続き、退任・新任の町会長の紹介がありました。神田公園地区では谷合前司一町会長が紹介されました。歓談中にはハープによる演奏のアトラクションがあり、午後7時30分過ぎ、高柳連合町会長協議会副会長の閉会の挨拶で閉会となりました。
大井町会長ご夫妻 |
谷合前町会長ご夫妻 |
熊谷町会長ご夫妻 |
岩崎町会長ご夫妻 |
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全町会長懇談会 神田公園出張所長 2011/11/28(月) 10:04 |
全町会長懇談会 その②
寒河江町会長ご夫妻 |
堀田町会長 |
斎藤町会長ご夫妻 |
迫 町会長ご夫妻 |
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全町会長懇談会 神田公園出張所長 2011/11/28(月) 10:08 |
全町会長懇談会 その③
植村副会長 |
仲谷町会長ご夫妻 |
横田町会長ご夫妻 |
森 町会長 |
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全町会長懇談会 神田公園出張所長 2011/11/28(月) 10:11 |
全町会長懇談会 その④
三谷町会長 |
神谷町会長ご夫妻 |
堀井町会長ご夫妻 |
南部町会長と娘さん(そっくりでした。) |
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全町会長懇談会 神田公園出張所長 2011/11/28(月) 10:15 |
全町会長懇談会 その⑤
熊井町会長ご夫妻 |
高柳町会長ご夫妻 |
小林区議会議長ご夫妻 |
アトラクション |
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