千代田区・神田公園地区連合町会のサイトです。

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平成31年度 九町会防火防災訓練

令和元年9月7日(土)、神田児童公園にて、神田駅近くに位置する九町会による合同の防火防災訓練が実施されました。(九町会…内神田美土代町会、司町一丁目町会、司町二丁目町会、内神田旭町町会、内神田鎌倉町会、多町一丁目町会、多町二丁目町会、神田鍛冶三会町会、神田橋町会)

今年は昨年と同様に天気にも恵まれて、総勢174名の方たちが無事に訓練を受けることが出来ました。

さて今回は、訓練の準備の様子も含めてご紹介致します。
まず午前9時より、九町会の防災部長はじめ神田消防署の方が神田児童公園に集合し、訓練に必要な道具の準備を行いました。




続いて午前9時半より、各町会の防災部長が受付を開始しました。



そして、午前10時より町会ごとに整列し、開会式が始まりました。
今年度の担当町会は内神田旭町々会です。坂口防災部長が開会宣言され、丸木町会長よりご挨拶がありました。
続いて神田消防署・神田警察署の方からもご挨拶をいただき、いよいよ訓練開始です。



訓練では九つの町会が4グループに分かれて、次の4つの訓練を交代で行いました。
訓練ごとに真剣に取り組んでいる参加者の様子をご覧下さい。


(1)初期消火訓練
 小さいお子さんから大人まで、消火器の使い方を学びました。そして、まちかど防災車を使用して、消防署の方と一緒に消火訓練を体験しました。



(2)通報訓練と煙体験訓練
 消防署に連絡するときは、まず周囲を確認して、目印になる場所や住所を落ち着いて伝えることが大事だと学びました。
 そして、通信機器を使用して、消防署の方と一緒に通信訓練を体験しました。



 「煙体験訓練」では、煙を吸い込まないように口にハンカチやハンドタオルをあてること、そして腰を低くして行動をするよう指導がありました。



(3)応急救護訓練
 倒れている人の意識や呼吸の確認、心臓マッサージ、AEDの使い方を学びました。
 小さいお子さんから大人まで体験しました(小さいお子さんは、大人たちや消防署の人たちのアドバイスを受けながら見よう見まねで体験していました)。




(4)起震車体験
 震度4から震度7までの地震を体験しました。震度6以上になると、立っていられなくなるため腰を低くして、テーブルの脚にしっかりと捕まるよう指導がありました。
(小さいお子さんたちが起震車を体験している大人たちに「頑張って」とエールを送っていました。心配そうに眺めていたので、見ている方も怖かったのかもしれませんね。)




参加された方達は気温が30度を超える中、真剣に訓練に取り組んでいました。
また熱中症対策として、社会福祉協議会の方が麦茶を配布して下さいました。



 すべてのグループが訓練を終えた後、午前11時10分頃に町会ごとに整列し、閉会式を行いました。
 閉会式では、神田消防署の方ならびに神田警察署の方より講評をいただき、来年度の担当町会である内神田鎌倉町会の篠原防災部長および齋藤町会長よりご挨拶をいただきました。



 閉会式後は、各町会の防災部長・社会福祉協議会の方から、参加された方たちへ乾パンや缶詰などの非常用食品の配布が行われ、解散となりました。



 最後に当日参加いただきました町会の方々・防災部長の方々・神田消防署の方々・社会福祉協議会の方々、暑い中ありがとうございました。
 来年も皆さんに会えることを楽しみにしています。


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